同じころ、プレスリリースを依頼していた会社がリーマンショックを受けて廃業。田島さんは代わりを探し、広告代理店を通じて弊社を知ります。
そのため弊社とはプレスリリースの相談で取引がスタート。しかし、打ち合わせをするなかで企業ブランディングの必要性を強く感じた弊社は、OGK技研の社員向けにブランディングセミナーの開催を提案しました。そのセミナーが「社内の雰囲気を変えるきっかけになった」と田島さん。
「社内で、『BtoCに進出するならブランドづくりをやっていかないといけない』『BtoC向けのイベントや展示会に出て、どうやってうちのブースに来てもらえるだろうか』というような議論が交わされるようになったんです」。
そうした声から生まれたのが、キャラクターという発想でした。「ターゲットである子どもや母親に親しまれるOGKオリジナルのキャラクターを誕生させたい」。
弊社は大阪のクリエイター支援施設「
メビック」(大阪市中央区)で創業、当時はメビックのインキュベーションオフィスに入所していたこともあり、様々なクリエイターとのネットワークが強みです。その強みを生かして、デザイナー・浪本浩一氏(株式会社ランデザイン)と協働で提案し、OGK技研のキャラクター「コのスケ」が誕生しました。